母の日の日曜日、家族で府中市の多摩川へ行って来ました。
前日までは晴れの予報でしたが、当日はどんよりと曇り。そして風が強かったです。
赤紫色の葉脈とヤツボシツツハムシの黄色とのコントラストがたまらなく僕は好きです。
僕が車を停めている間に先に向かっていた子供たちは各々別行動。
次男はジャコウアゲハを探していましたが、時期が少し遅くなってしまったのか飛んでいる姿はまだ見つけられていない様子。
長男と妻は凧揚げを持って来ていたようで、早速広げて走り出していました。
道?の脇ではマメ科のムラサキツメクサ、シロツメクサ、コメツブツメクサ、ナヨクサフジが見頃で彩りを添えていました。
タンパク質が多いとか何かしら理由はあるのでしょう。マメ科の植物には沢山の昆虫が集まります。
蝶ではコミスジやモンキチョウ、ルリシジミ、ツバメシジミ、ウラギンシジミなどの幼虫が食草としています。またクズにはコフキゾウムシやオジロアシナガゾウムシ、シロコブゾウムシなどのゾウムシが、カメムシではマルカメムシが密に生息していて、そのマルカメムシを捕食するムネアカオオクロテントウという外来のテントウムシも近年目にする機会が増えて来ています。
草むらではキリギリスの仲間たちの幼虫が沢山見られました。
僕がキリギリスたちと戯れていると次男がジャコウアゲハの♀を捕獲していました。
春の河川敷らしい虫と花が観察出来ました。
虫は毎年同じような身近な種ばかりですが(少しずつ増えているかも?)、それもまた良いものだと思います。
東京都府中市多摩川