tame insect diary(仮)

生物多様性とは何か?植物や虫を観察し、探求する親子の日常を綴る

地元谷戸散策 2022.05.29

私用が色々と重なり、実に2週間も虫撮りの間が空いてしまいました。
この日は快晴の日曜日。予想最高気温は33℃!真夏に近い暑さの中、地元谷戸へ次男坊と出かけました。

青い空に新緑の森。鳥の鳴き声とシュレーゲルアオガエルの鳴き声が聴こえます。

この日のお出迎えは二化目のナミアゲハ

右翅が不全だったようで、ちょんちょんとしか飛べることが出来ないようでした。

チャノキの垣根からアメリカフウロの種子が燃えるよう。

すっかりハルジオンからヒメジオンに入れ替わっていた花の上にヒメトラハナムグリ



カシワバアジサイの花の奥でマドガが吸蜜中。

シロツメクサの花に飛来したのはダイミョウセセリ。地元では久しぶりに見ました。

 

いつの間にか春型の立派なアカボシゴマダラを捕まえていました。(生きたまま持ち帰りは厳禁)



マンサクの幹に何やら集合体。

触れるとバァ~ッ!と広がりました。チャタテムシの仲間のようです。

コナラのひこばえをジロジロ。大物発見!立派なキマダラミヤマカミキリでした。

すぐ横で視線を感じ、見るとマガリケムシヒキ。

ここのひこばえにはヒゲコメツキの♀もいました。

カツラの葉上にエサキモンキツノカメムシ

今年は本当に良く目にする(当たり年?)キスジホソマダラ。

サクラの葉に大きいシャクガ。オオアヤシャクと言うそうです。

ハギの常連シロコブゾウムシもしっかり。

シロコブを撮って振り返ると、足元でキアシナガバチが巣を補強していました。

 

一仕事終えて触角と脚のお手入れ中。可愛いし格好良い虫だと思います。
賢いしね(^_-)

 

水が入った田んぼを見るとナミアゲハたちが並んで吸水。
縦に並ぶのは初めて見ました。



田んぼで1番多かったシオカラトンボ。上手く撮るのが難しい~。

 

ベリーの花でせっせと蜜を吸っていたキマダラハナバチ。口吻が長い。

 

同じ花にモンシロチョウも。

アイスを食べていた次男の左手にウラギンシジミが汗を吸いに来ていました。




ツマグロヒョウモンの♂を撮って昼散策終了!


予想通りの暑さで参りながら帰宅しましたが、夜の樹液周りをしたいとの要望があったので夜散策へ続きます。

神奈川県川崎市t谷戸