この日は11時から観察会の予定だったのですが、あいにくの空模様。8時に現地に着き、駐輪場からほど近いミズキの葉を見ると
LINEの通知を見ると、イモムシ先生も到着したとあったので、駐車場へ向かい合流。とりあえず観察会で見る予定の中央広場へ向かいます。
葉を綴るタイプのイモムシで数は多いのですが、コツがわからないと見つけづらいイモムシです。
オオシマカラスヨトウとナンカイカラスヨトウを見分けるコツを、先生に聞きながら、実際にアジサイに付いている幼虫を見比べてみました。
そしてこちらがナンカイカラスヨトウです。
あじさい山の藤棚でキシタバの幼虫を探してみようとなり、フジの蔓を満遍なく見ていくと。
まだ3cmほどで小さい個体しかいませんでしたが、それなりの数が見られました。
スダジイ群の方へ移動していると、観察会中止の報が。
僕と先生はそのままスダジイ観察へ。
他の昆虫班の方たちも到着し、科学館に来たとのことなので僕らも一旦向かうことにしました。
科学館の調査室で先生にイボタガの幼虫をいただきました。
エサはトウネズミモチを与えていました。
お昼ご飯を食べて後半戦です。
科学館脇にあるハゼノキが丸坊主。犯人は?
ハゼノキ向かいの花壇にアケビとフジの蔓が混在していました。。
イモムシ先生によると、ここでは中々見つからない幼虫のようです。秋に見られる成虫が楽しみです。
チャエダシャクは白い連なった紋が特徴で、シマカラスヨトウは白い横線が特徴的です。
ほぼ丸1日いたので、それなりの昆虫が観察出来、実りのある1日となりました。
今年は季節の進みが10日ほど早く、幼虫たちも終わっている種が多かったようですが、それもまた記録で、来年の同じ時期がどうなるのか楽しみです。