春休み中の長男を連れてギフチョウで有名な石砂山に行って来ました。石砂山と書いて「イシザレヤマ」と読みます。難しいですね。変換してもまぁ出てきません。
目的地は牧馬峠(まきめとうげ)という場所で、ここから石砂山までハイキング程度の予定でした。
現地に着いたのは8:30。少し早いかなと思ったのですが、すでに道路沿いには4台ほど車が止まっていました。
思っていたよりも登山路が狭く、慣れていない長男はびびりまくりのスタート。どこにいるかもわからないギフチョウを探しながら進みます。
少し開けた場所を歩いていると目の前から何かが飛び立ちました。ギフだ!!どうやら僕たちの歩いている通り道で日向ぼっこをし、身体を温めていたようです。まだ温まりきっていないのか辺りをひらひらと飛んではすぐに止まるのでとても撮りやすい良い子でした。
目的のギフに会えたので心に余裕が出来、長男に至っては「帰ろう!」と言う始末。ちょっと待て、来るのに1時間以上かかってるのにまだ30分しか歩いていない。とりあえず山頂まで行ってみようとなだめ再出発。
グーグルマップを見ると明らかに石砂山とは別方向に向かっていることに気づき、一旦落ち着いて電波があることを確認し、ヤマップというアプリをダウンロード(行く前にしておけ)。電波が通じてなかったらこのまま引き返して帰宅していました。
何分牧馬峠から石砂山まで分かれ道が多く、目印も無く倒木などがあり、そっちに行っていいのかわからない箇所が多々ありました。
山の怖さをここで知っておいて良かったです。
本当にここ登るの?と思いたくなるほどの崖が最後に待ち構えていました。
登りきると目に入って来たのが乱舞しているギフチョウ、ではなくヒオドシチョウ。こんなに舞っているヒオドシチョウ見たことない!と1人興奮してギフチョウそっちのけで撮りまくってしまいました。
ギフチョウは4~5頭がひっきりなしに舞っていました。ミヤマセセリとヒオドシチョウとテングチョウが一緒に舞っている光景は忘れられない1ページに。長男はなってくれたでしょうか?(1人おにぎりに夢中でしたが)
ちょっと迷って山頂まで2時間くらいかかってしまったけど、迷わなければ1時間もかからないで行けると思います。
他にもいくつかコースがありそうなので、また来年時期をずらして挑戦してみようかと思います。(ギフチョウの吸蜜が撮りたかった~)
神奈川県相模原市 石砂山